「月刊ととろ」第165号 web版

 平成29 年9月5日、第2 回目の地域連携研修会が、いわき市総合保健福祉センターにおいて開催されました。今回は、当院で4 月より導入されているロボットスーツHAL®の実績報告をさせて頂きました。参加総数は89 名で、医療職をはじめ介護職など様々な職種の方が参加されました。
 HAL®は、従来の理学療法では対応困難であった部分に対して効果を上げることが出来る新しい分野と考えられております。当院では、7 月までに4 名の患者様がHAL®での歩行練習を実施し、効果を上げることが出来ました。HAL®での歩行練習を実施された患者様からは、「歩行しやすくなった」、「歩く感覚が戻った」、「動くときに疲れにくくなった」などの評価を頂いております。
 今回の研修会では、実際の歩行練習を始め、HAL®使用前後の変化について報告させていただきました。研修会に参加していただいた方にも今後の経過が知りたいなど、HAL®への興味を持っていただくことが出来たのではないかと感じました。
 現在、HAL®による治療は対象疾患も限られ、取り扱っている病院施設も少ないですが、今後有効性が認められ、対象が拡大していく事が予想されます。当院でも多くの患者様の要望に応えられるよう研鑽を重ねていきたいと考えております。また、今後の経過についても研修会等を通して報告していきたいと考えておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせ頂きたいと思います。
理学療法士:鈴木 一恵

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 新病院の建設につきましては、今年の4月に地鎮祭を行った後から本格的に始まり、病院棟については地盤改良、基礎配筋を終え9月末現在1階部分の基礎コンクリート工事を行っています。
 宿舎棟についても地盤改良が終わり基礎配筋工事を行っているところです。
 天候にも恵まれ、工期の遅れも無く、順調に進めば来年秋頃までには建物が完成し、平成31年2月の開院を迎えられる予定です。
業務班長:水越 正

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防災訓練を終えて

 去る9 月21 日に防災訓練が行われました。はまぎく病棟配膳室を出火場所として、夜間を想定した総合訓練(通報訓練、避難訓練、消火訓練) でした。私たち看護師は、出火場所の確認・初期消火・通報・避難誘導等を行いました。
 事前に病棟で防災訓練参加メンバー以外のスタッフも実際に行動できるように予行演習を行いましたが、実際に動いてみると、焦ってしまい、緊張のためかスムーズに体が動きませんでした。また、声を出す事も上手くできませんでした。
 今回防災訓練を行うことで、自分の役割・行動を把握するとともに、病棟全体で防災時の行動を再確認する良い機会となりました。日頃から、火災発生時の消火・通報の仕方・避難経路を定期的に確認することの必要性を再確認すると共に、避難誘導時は自身、患者の安全を考えて行動を起こせるようにしていきたいと思います。
はまぎく病棟 看護師:佐藤 由果

 

地域連携研修会のお知らせ

日 時:平成29年11月28日( 火) 18時30分から
会 場:いわき市総合保健福祉センター 多目的ホール
テーマ:「高齢者の栄養管理」
講 師:栄養管理室 仁和愛里主任栄養士

 日本人の平均寿命は年々上昇傾向にあり、平成28 年度には男女ともに世界1位となっています。また、主な死因は一位がん、二位心臓病に続き、三位が肺炎となっており、60 歳を過ぎるとこの割合が高くなります。加齢とともに、咀嚼嚥下機能の低下、味覚の低下やそれに伴う摂取量の変化、生活習慣病の有無、消化・吸収能など、高齢者の低栄養の要因として、様々なリスクが考えられます。
 「安全に」おいしく食事を召し上がっていただくために、摂食嚥下リハビリテーション学会分類2013 に基づいた食形態、食欲を損なわない盛付など当院で提供しているメニューのや簡単なカロリーアップの紹介などをお話ししたいと思っております。ご興味のある方は、是非ご参加下さい。ご来場をお待ちしております。

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NHO PRESS~国立病院機構通信~について

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 いわき病院は、国立病院機構(NHO:National Hospital Organization)という143 の病院からなる国内最大級の病院ネットワークの病院です。
 国立病院機構(NHO)という病院ネットワークが、どのようなグループでどのような活動をしているのかを紹介する『NHO PRESS ~国立病院機構通信~』を発行しています。外来待合室などに設置していますので、ぜひご覧になってください。
 なお、ホームページに最新号と過去のものを掲載していますので、そちらもぜひご覧になってください。「NHO PRESS」で検索してください。

 

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