「月刊ととろ」第170号 web版

 重症心身障がい児( 者) 病棟では、普段、長期療養生活を送られている患者さんに、少しでも、楽しさと潤いを感じて頂けます様に、日々の療育活動で、ゲームやカラオケ、マッサージ、制作活動、散歩など取り入れています。また、年間を通して様々な行事が行っております。毎月の誕生会を始め、七夕会やお月見会、クリスマス会など季節ごとに行事を行っています。今回は、3月1日( 木) にはまなす病棟、3月2日( 金) にはまぎく病棟で行ったひなまつり会について紹介させて頂きます。
 はまなす病棟では、最初にひなまつりにちなみ、ひな壇についての説明を行い、次にひなまつりは女の子のお祭!ということで、みんなでメイクに挑戦しました。メイクに挑戦したい患者さんはたくさんおり、女性に限らず男性もメイクを行い素敵になった顔を見て大喜びでした。なかなか出来ない体験をすることが出来ました。その後、くじ引きでひな壇を決め、似顔絵ひな壇を作りました。みんなで楽しいひなまつりを行う事が出来ました。 はまぎく病棟では、開会の言葉で始まり、今回、ひなまつりの由来ではなく、ひなあられの由来を聞き、ひなあられの色の意味を知ることが出来ました。絵描き歌でおもしろおかしい絵を描いた後、お雛様に変身ということで、配役をあみだくじで決め、それを発表し、くじで当たった人は、お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子の衣装に着替えました。被り物がくじになっていた為、うさぎのカチューシャやおさむらいのかつらなどに変身し、みんなで楽しく過ごす事が出来ました。
 患者さんが、行事に参加することで、日々の生活に楽しみや安らぎに繋げていけるよう、今後も楽しい療育活動を行っていくよう努めてまいります。
療育指導室 保育士 : 矢内 直美

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いわき病院移転新築整備工事の進捗状況について

 今年の冬は全国的に雪の多い寒いシーズンとなりましたが、いわき市は冷え込みはしたものの雪の影響も少なく、新病院の建設も工期の遅れも無く順調に進んでおります。
 3月初旬現在で建築の行程も50%まで進んでおり、それに併せて機械設備や電気関係も滞りなく作業を進めています。
 病院棟については屋上まで全てコンクリートで覆われ、鉄骨の耐火被覆や外壁の設置を行っており、細かいところが目に見える形となってきたことから着々と完成に近づいていることを実感できます。
 宿舎棟についても2階まで躯体工事が終わり、配線配管工事へ取りかかるところまで進んでいます。
 工期の遅れ無く順調に進めば今年の9月末までには建物が完成し、平成31年2月の開院を迎えられる予定となっていますので、新年度は更に忙しい日々が続きそうです。
(業務班長)

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 当院は虐待防止についての職員の勉強会を実施し、アンケートやチェックリストの活用などで患者さんに不適切な対応がないように取り組んでいるところです。
 今般、患者さんに対する呼称についても「ちゃん・くん」付けを改め、「さん」付けに統一しております。言葉のつかい方一つで、相手に不快な思いをさせてしまったり、威圧感を与えてしまうことがあります。また、つかう言葉で上下関係を作ってしまい、虐待に結び付いてしまう恐れもあります。名前の呼び方によっても、それに続く言葉が厳しいものにもなりますし、優しいものにもなります。
 当たり前のことなのですが、私達職員は患者さんの自尊心を傷つけたり、尊厳を損なうようなことがあってはなりません。
 病棟の勉強会で知りましたが、仏教の中には「三業を整える」という言葉があります。この「三業」とは「身業」「口業」「意業」の三つです。「身業」は身体を整えること。美しい立ち振る舞いを心がけること。健康な身体を維持するということです。「口業」は言葉づかいを表します。相手に対し怒りの感情をぶつけたり、汚い言葉で罵ったりせず、いつも穏やかで思いやりある言葉を心がけること。この「身業」と「口業」が整って初めて「意業」すなわち心が整うことになるのです。心を整えるためには、まずは立ち居振る舞いをただし、美しい言葉づかいを心がける。その先にこそ「意業」があることを忘れてはいけません。まず、美しい言葉づかいを心がける。信頼はそういうところから生まれるのです。
虐待防止委員会 : 髙橋 忠明

 

「看護の日」イベント開催!

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NHO PRESS~国立病院機構通信~について

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 いわき病院は、国立病院機構(NHO:National Hospital Organization)という143 の病院からなる国内最大級の病院ネットワークの病院です。
 国立病院機構(NHO)という病院ネットワークが、どのようなグループでどのような活動をしているのかを紹介する『NHO PRESS ~国立病院機構通信~』を発行しています。外来待合室などに設置していますので、ぜひご覧になってください。
 なお、ホームページに最新号と過去のものを掲載していますので、そちらもぜひご覧になってください。「NHO PRESS」で検索してください。


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