独立行政法人国立病院機構いわき病院

院長 関 晴朗

  国立病院機構いわき病院のホームページをごらんいただき、ありがとうございます。
 いわき市(人口約36万)は福島県浜通り地区の中心都市であり、東京と仙台のほぼ中間点に位置しています。夏涼しく冬暖かい気候に恵まれており、東北地方とはいえ雪はほとんど降りません。
 当院はこのいわき市の南東部、美空ひばりの名曲「乱れ髪」や映画「喜びも悲しみも幾年月」で知られた塩屋埼燈台にほど近い豊間海岸に面しています。ここは希少な鳴き砂の浜としても知られており、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人々の姿が年中絶えません。
 恵まれた環境に注目されたためか、すでに大正8年には当地に県立結核療養所が開設されており、終戦後の昭和22年にこれを母体として国立療養所翠ヶ丘(みどりがおか)病院が開設されました。そして平成16年4月には、独立行政法人国立病院機構いわき病院として新たにスタートしております。この間、平成12年3月に結核の診療は休止していますが、現在はそれに代わって神経難病や重症心身障害児(者)の医療、脳卒中後遺症患者さんのリハビリテーションなどが診療の中心となっています。
 時代とともに対象疾患に変化はあったものの、一般の市中病院では十分な対応が困難な疾患の患者さんを受け入れてきたのが当院の歴史でありますし、またこれこそが当院の使命であると考えております。
 特に神経難病の医療におきましては、筋萎縮性側索硬化症などにより高度の機能障害を有する患者さんの生活の質を、いかにすれば向上させてあげられるかを 常に考えております。コミュニケーション手段の工夫、NST(栄養サポートチーム)の立ち上げ、在宅医療の支援など、いろいろな角度からの活動をさらに発展させていく所存です。
 今後とも患者さんの病状を心身両面から十分把握し、患者さんの目線に立った医療を行うことを職員一同が目指していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

このページのトップへ